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院長あいさつ
渡邉 淳永
ホームページをご覧いただきありがとうございます。
南郷谷リハビリテーションクリニック 院長の渡邉淳永(わたなべあつなが)と申します。
南阿蘇村に住んで15年目となりました。ここ南郷谷で私が果たすべき4つの任務(ミッション)を掲げます。

ミッション1 介護予防と在宅療養の援助
 37年前の1985年9月9日、故・武田幸之助先生がこの地に南郷谷整形外科医院を開設されました。その名が示す様に南郷谷(高森町 南阿蘇村)唯一の整形外科専門の医院として地域の方々の整形外科診療とリハビリを担って参りました。現在でもその役割に変わりありません。高齢化が進み90歳を超える患者さんが毎日リハビリに通われています。多くの患者さんは高血圧・糖尿病など複数の合併症をお持ちです。慢性疾患に配慮した適切なリハビリが提供できるよう配慮が必要です。加えて患者さんお一人おひとりの生活のご様子を把握することが大切です。心身の衰えのために独り暮らしが困難になった患者さんもいらっしゃいます。地元の地域包括支援センターの方々と情報を共有し、必要な介護サービス提供に繋げ、住み慣れた場所で末永く過ごせるよう援助いたします。

ミッション2 関係機関との連携強化
当院は熊本整形外科病院(熊本市)熊本リハビリテーション病院(菊陽町)と同じ社会医療法人令和会の一員です。各病院からは毎週整形外科のエキスバートが診療支援に来院します。つまり熊整レベル・熊リハレベルの診療が受けられるということです。詳しい検査が必要な場合や入院を要する病態が生じれば2つの病院と緊密に連携して参ります。
当院は通りを挟んで高森町役場の真向かいにあります。何か「相談ごと」があればいつでも通りを渡って協議出来る環境にあります。今年度より高森町から高森東学園義務教育学校の校医を委嘱頂き、春には3歳半健診に参加しました。新型コロナワクチンの集団接種会場での支援に加え各種ワクチンの個別接種にも対応します。3年前から高森町の山間部(野尻・津留地区)いわゆる「無医地区」へ出向く巡回診療に取り組んでおり、今後も継続いたします。

ミッション3 活気とやり甲斐のある職場
 当院には新卒の若手理学療法士から開院以来勤続37年のベテラン職員まで18名が勤務しいています。仕事に対する思いは人それぞれでしょう。私は一人ひとりの思いを尊重し、個々の強みを伸ばして活気あるチームを作って行きます。職員とはこまめにコミュニケーションを取り、問題が生じれば皆でディスカッションし障害を乗り越えて行きます。特に若い職員には将来を見据えた成長の場として、学びの機会を提供する必要があります。

ミッション4 施設のリニューアルを急ぐ
 開院以来37年が経過した建物・設備は老朽化が進み、いたる所に不具合が生じています。見た目にも古臭さが隠せません。当時の設計は今日のユニバーサルデザインの視点からは、障害のある方に使いやすい空間とは言い難いものです。皆さまには毎日ご不便をお掛けしており心苦しいばかりです。開院40周年を迎える2025年迄にはクリニックの大掛かりな改修が必要でしょう。私は当院がコンパクトで使いやすく快適な施設へと生まれ変わることを希望します。喫緊には玄関、エントランス、待合室、患者さん用トイレのリフォームが急がれます。

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雄大な阿蘇五岳を眺めながら清々しい冷気の中でリハビリに取り組める場所。当院が文字通り「南郷谷のパワースポット」となることを夢見ています。4つのミッションが達成できるよう今日から努力します。これから当院を利用される皆さま、お気付きの点があれば愛情を持ってご指導ください。職員一同、南郷谷でお待ちしておりま