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論文掲載のお知らせ
2023-10-03
カテゴリ:医療機関の方へ
注目オススメ
新しい論文が掲載されました。
当院サルコペニア・低栄養研究センターの吉村先生が共著者となる新規の原著論文が Nutrition誌に公開・出版されました。
筆頭著者は新潟医療福祉大学理学療法士の佐藤陽一さんです。

Hospital-associated sarcopenia and the preventive effect of high energy intake along with intensive rehabilitation in patients with acute stroke.

Sato Y, Yoshimura Y, Abe T,Nagano F, Matsumoto A.

ジャーナルwebsite
PMID: 37678013
DOI: 10.1016/j.nut.2023.112181
PubMed

(解説)
入院関連(医原性)サルコペニアが注目されています。
本研究では、急性期の脳卒中患者を対象に、入院中の筋力や筋肉量の減少の実態を調査し、入院関連サルコペニアと入院中のリハの頻度、栄養摂取量との関連を調査しました。
結果として、入院中に30.4%の患者がサルコペニアを発症していました。
また、高頻度リハ+高エネルギー摂取は入院中のサルコペニア発症と独立して負の関連がありました。
入院中の積極的な運動と栄養がサルコペニア発症の予防と関連することを示唆しました。
          
           サルコペニア・低栄養研究センター 吉村芳弘