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論文掲載のお知らせ
2023-12-23
カテゴリ:医療機関の方へ
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新しい論文が掲載されました。
サルコペニア・低栄養研究センターで指導・監修した新規の原著論文が発表されましたのでご紹介します。
筆頭著者は別府リハビリテーションセンターの伊東祐輔(理学療法士)さんです。


Phase Angle as a Prognostic Predictor for Physical Function in Fragile Osteoporotic Fracture Patients.
(Prog Rehabil Med. 2023 Dec 9;8:20230044.) Ito Y, Yoshimura Y, Nagano F, Matsumoto A,Nomura S.


(解説)
生体インピーダンス体組成分析による位相角(phase angle)は細胞膜の健康状態や筋肉の質を反映すると言われています。本研究では脆弱性骨折術後のリハビリテーション患者を対象に位相角とADL改善との関連を検証しました。
結果として入院時の位相角は退院時FIM運動と独立して有意な正の関連を認めました。位相角の機能的な予後予測のポテンシャルを示す結果です。           サルコペニア・低栄養研究センター 吉村芳弘