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論文掲載のお知らせ
2024-05-22
カテゴリ:医療機関の方へ
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新しい論文が掲載されました。
当院サルコペニア・低栄養研究センター薬剤師の松本さんの論文が薬学系の国際誌International Journal of Clinical Pharmacyに公開されました。

Exploring the impact of anticholinergic burden on urinary independence: insights from a post-stroke cohort of older adults. 
Matsumoto A, Yoshimura Y, Nagano F, Shimazu S, Shiraishi A, Kido Y, Bise T, Kuzuhara A, Hori K, Hamada T, Yoneda K, Maekawa K.

Int J Clin Pharm. 2024 Apr 18.

PubMed
ジャーナルHP

解説)
脳卒中後のリハビリテーション患者において、入院中の抗コリン負荷の増加は、排尿の自立度低下と有意に関連していました。抗コリン作用を有する薬剤としては、抗精神病薬、抗うつ薬、抗パーキンソン病薬、過活動膀胱治療薬、抗不安薬等が挙げられます。薬剤の適正使用や定期的な見直しを行い、不必要な抗コリン薬の減量・中止を検討することが重要と考えられます。
サルコペニア・低栄養研究センター 吉村芳弘