論文掲載のお知らせ
2024-07-10
カテゴリ:医療機関の方へ
注目オススメ
新しい論文が掲載されました。
サルコペニア・低栄養研究センターで監修した新規の原著論文が発表されましたのでご紹介いたします。
筆頭著者はセンター長 吉村芳弘医師(当院リハ科医師)です。
Associations between Baseline Hyponatremia and Activities of Daily Living and Muscle Health in Convalescent Stroke Patients.
筆頭著者はセンター長 吉村芳弘医師(当院リハ科医師)です。
Associations between Baseline Hyponatremia and Activities of Daily Living and Muscle Health in Convalescent Stroke Patients.
Yoshimura Y, Wakabayashi H, Nagano F, Matsumoto A, Shimazu S, Shiraishi A, Kido Y, Bise T, Kuzuhara A, Hori K, Hamada T, Yoneda K, Maekawa K.
Prog Rehabil Med. 2024 May 31;9:20240019.
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ジャーナルHP(オープンアクセス)へ
解説)
当院の脳卒中回復期患者を対象の後ろ向きコホート研究です。
ベースラインの低Na血症が退院時のADLスコア(FIM-motor)の低下と独立して関連していました。
また、低Na血症は筋力低下と関連していたが、筋肉量の減少とは関連が見られなかった。
以上より、低Na血症の遷延がADLや筋力の回復を阻害する可能性があります。
リハビリテーション患者の電解質異常の早期発見の重要性が示唆されました。
サルコペニア・低栄養研究センター 吉村芳弘
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解説)
当院の脳卒中回復期患者を対象の後ろ向きコホート研究です。
ベースラインの低Na血症が退院時のADLスコア(FIM-motor)の低下と独立して関連していました。
また、低Na血症は筋力低下と関連していたが、筋肉量の減少とは関連が見られなかった。
以上より、低Na血症の遷延がADLや筋力の回復を阻害する可能性があります。
リハビリテーション患者の電解質異常の早期発見の重要性が示唆されました。
サルコペニア・低栄養研究センター 吉村芳弘