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論文掲載のお知らせ
2024-10-08
カテゴリ:医療機関の方へ
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新しい論文が掲載されました。
サルコペニア・低栄養研究センターで監修した新規の原著論文が発表されましたのでご紹介いたします。
筆頭著者は吉村芳弘(当センター長)です。

Coexistence of low body mass index and poor oral health negatively affects activities of daily living, swallowing, and cognition after stroke.
Yoshimura Y, Wakabayashi H, Nagano F, Matsumoto A, Shimazu S, Shiraishi A, Kido Y, Bise T, Hamada T, Yoneda K.
Geriatr Gerontol Int. 2024 Oct;24(10):1045-1052.

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解説)
低BMIと口腔衛生不良の併存が、脳卒中後の高齢入院患者の機能回復に与える複合的な悪影響を検証しました。
708人の患者を分析した結果、低BMIと口腔衛生不良の併存は、退院時のADL自立度、嚥下機能、認知機能の低下と強く関連していました。
この影響は、低BMIまたは口腔衛生不良単独の場合よりも顕著でした。
栄養サポート、口腔ケア、リハビリテーションを統合した包括的な介入の重要性が示唆されました。

サルコペニア・低栄養研究センター 吉村芳弘