論文掲載のお知らせ
2024-12-28
カテゴリ:医療機関の方へ
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新しい論文が掲載されました。
サルコペニア・低栄養研究センターで監修した新規の原著論文が発表されましたのでご紹介いたします。
筆頭著者は吉村芳弘(当センター長)です。
Dual burden of sarcopenia and impaired oral status on activities of daily living, cognition and swallowing outcomes in post-stroke patients.
筆頭著者は吉村芳弘(当センター長)です。
Dual burden of sarcopenia and impaired oral status on activities of daily living, cognition and swallowing outcomes in post-stroke patients.
Yoshimura Y, Wakabayashi H, Nagano F, Matsumoto A, Shimazu S, Shiraishi A, Kido Y, Bise T, Hamada T, Yoneda K.
Arch Gerontol Geriatr. 2025 Feb;129:105648.
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解説)
当院の回復期脳卒中患者1,080名を対象とした研究で、サルコペニアと口腔機能障害の併存が退院時のADL、認知機能、嚥下機能に大きな影響を与えることが明らかになりました。
サルコペニアの有病率は45.6%、口腔機能障害は27.5%、両者の併存は12.0%でした。
両者を併存する患者は、退院時のFIM運動項目が8.7点低く、FIM認知項目が1.1点低く、FILS(摂食嚥下能力)が0.8点低い結果となりました。
本研究結果は国際誌に掲載され、リハビリテーション・栄養・口腔ケアの包括的介入の重要性を示す重要なエビデンスとなります。
サルコペニア・低栄養研究センター 吉村芳弘
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解説)
当院の回復期脳卒中患者1,080名を対象とした研究で、サルコペニアと口腔機能障害の併存が退院時のADL、認知機能、嚥下機能に大きな影響を与えることが明らかになりました。
サルコペニアの有病率は45.6%、口腔機能障害は27.5%、両者の併存は12.0%でした。
両者を併存する患者は、退院時のFIM運動項目が8.7点低く、FIM認知項目が1.1点低く、FILS(摂食嚥下能力)が0.8点低い結果となりました。
本研究結果は国際誌に掲載され、リハビリテーション・栄養・口腔ケアの包括的介入の重要性を示す重要なエビデンスとなります。
サルコペニア・低栄養研究センター 吉村芳弘