栄養科の取り組み
食事にはいくつもの「想い」が込められています。
愛情・希望・想い出…生産者から流通、調理者を経て、ご利用者様の元へ届けられます。
人の手を介す毎に心を込め、最期までご利用者様やご家族様に寄り添ったお食事の提供を心掛けています。
クックチルの導入
サンライズヒルではクックチルシステムを導入し、同敷地内にある熊本リハビリテーション病院で調理された食事を運搬・配膳し、提供を行っております。それに伴い、ご利用者様の基礎疾患に合わせた治療食や嚥下食の提供が可能となっています。クックチルの導入により、物性の調整が容易になり、施設での刻み食が廃止となりました。結果、誤嚥性肺炎予防に繋がっています。
管理栄養士
2021年度からは管理栄養士が2名体制となりました。ご利用者様の身近に管理栄養士がいることで、気軽にお話しいただき、細かなニーズへの対応ができるようになりました。食欲不振時や終末期などはご家族にもご協力いただきながら、ご希望のお食事を提供しています。
他にも言語聴覚士や歯科衛生士と共に、口からのお食事が1日でも長く継続できるように協力体制を整えています。
食の楽しみ
コロナ禍ではありますが、ご利用者の「食の楽しみ」の一環として、感染対策を十分に行いながら茶話会などを行っています。今後も安心・安全を基本に、ご利用者に喜んで頂ける企画を各部署と協力して実施していきます。
行事食
行事食にも力を入れており、年間約40回計画をしています。季節感を大切にし、お弁当やコース料理風などバラエティーに富んだ内容となっております。もちろん、嚥下食の方にも同様のメニューを提供し、視覚からも楽しんでいただけるような内容となっております。