70代後半でも「メタボ対策をしなければ」「あと5キロ痩せなければ」と思っているひとが6割以上いるそうです。でも、40~50代と同じような「メタボ対策」をいつまでも続けると病気の予防よりも心身の衰えが目立つようになります。年齢を重ねてからは、痩せてしまう方が問題です。痩せて体力が落ちると病気に弱くなるだけでなく、寝たきりの原因になります。その日の前に、『フレイル健診』をおすすめします。
担当医
吉村 芳弘
リハビリテーション科副部長/サルコペニア・低栄養研究センター長
医学博士/日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科専門医
日本サルコペニア・フレイル学会理事