本文へ移動

理学療法科

理学療法科について

理学療法では、筋力、麻痺、関節可動域、協調性といった身体機能を改善する「運動療法」と温熱、電気光線などの物理的な刺激を用いて、痛みの軽減や血行改善等の治療を行う「物理療法」があります。また、障害が残ったとき、基本動作や能力の回復を図るための「日常生活動作訓練」も行います。

運動療法

筋力増強練習、麻痺の機能回復練習、関節可動域練習、バランス練習など行っていきます。そして、早期より杖や装具など積極的に使用した移動動作訓練(車椅子の乗り降りや歩行訓練など)を行い、能力改善を目指します。

日常生活動作練習

日常生活で行う動作(寝返り、起き上がり、立ち上がりなど)がスムーズにできるように、動作方法を指導し、繰り返し練習する「日常生活動作練習」を行ないます。

物理療法

※外来での物理療法は行っておりません
物理的刺激(温熱、低周波、極超短波、牽引、低出力レーザー)を身体に加えることで、痛みの緩和、血行改善等への治療を行います。
下図は当院の主な物理療法器具です。
◆渦流浴
上肢または下肢の一部を温水の入った浴槽につけ、噴射した渦流を患部に当てます。
【効果】痛みの緩和、血行改善、創治癒の促進、筋肉のリラクゼーション
◆レーザー
レーザーの光作用を利用した治療法です。
【効果】痛みの緩和、血行改善、筋肉、腱などの炎症を緩和
◆超音波
組織(筋肉や靭帯など)に吸収される過程で熱が生じます。身体の深部に進むにつれて高速の振動が組織に伝わります。
【効果】温熱、マッサージ
◆ホットパック
保温性の良い蒸しタオルのようなもので、温熱刺激の熱を体に伝えます。
【効果】痛みの緩和、血行改善
◆スーパーライザー
近赤外線を高出力でスポット状に照射します。
【効果】痛みの緩和、深部の血行改善
◆牽引
頚椎・骨盤を牽引し各脊椎間の圧迫を取り除き、筋緊張の改善や神経の障害を和らげます。
【効果】痛みやしびれの緩和、脊椎の矯正
頸部
腰部(臥位)
腰部(座位):ステップ1
腰部(座位):ステップ2
◆マイクロウェーブ
電磁波の熱を利用して患部を温めます。
【効果】筋肉の痛みの緩和、循環改善
◆PNF
深部の筋に対して電極を流すことで直接収縮を促します。
【効果】痛みの緩和、筋力強化
◆SSP
金属製の電極で、この電極より低周波刺激療法を行います
【効果】痛みの緩和、筋血流の改善
◆メドマー
空気圧の力で足先から太ももまでをマッサージします。
【効果】血行の改善、足のむくみ・リンパ浮腫の改善、筋肉の疲れや痛みの緩和

TOPへ戻る