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在宅復帰に向けての取り組み

訓練

日常生活動作訓練

病棟には日常生活の動作をするための訓練室が設けてあり、在宅生活を想定した訓練をリハビリスタッフが行います。
キッチン
一人暮らしや主婦の方のために調理訓練を実施します。
浴室
実際にお湯を溜めての入浴動作訓練を実施します。

和式生活で必要な床からの立ち上がり等を訓練していきます。

病棟訓練

排泄動作訓練
リハビリスタッフが病棟スタッフ(看護師・介護福祉士)に病棟でできる訓練を伝え、リハビリ以外の時間帯に起立訓練や車椅子駆動訓練・排泄動作訓練等を病棟スタッフが実施しており ます。リハビリスタッフ・病棟スタッフと共に互いに連携をとりながらADL能力向上に努めます。

カンファレンス・回診

リハビリカンファレンス

医師を中心として看護師・リハビリスタッフ・栄養士、医療相談員等が集まり、治療方針や退院後の生活を見据えた関わりを全スタッフが統一できるようにカンファレンスを実施します。

病棟カンファレンス

患者様の介助方法の確認を行い、全スタッフが統一した介助ができるようにカンファレンスを実施しています。全スタッフが統一した方法を行うことで、退院後安全な動作が習慣化できるよう実施します。

ウォーキングカンファレンス

当院では、患者様の日常動作訓練中等に情報を頻回に伝達するようにしています。患者様のできる動作の伝達を随時行うことで、早期自立へと継げることができるようにしております。

リハビリ回診

リハビリ室に医師、看護師、リハビリスタッフ、医療相談員等が集まり、患者様の動作を経時的に確認しながら、治療方針の検討を行っています。また、退院後よリ良い生活が送れるように患者様に関わる全スタッフが統一したアプローチができるように取り組んでおります。

装具回診

患者様の生活がより安全に行なえるように装具処方を行ないます。医師、理学療法士、義肢装具士等が患者様の状態を確認しながら、装具の選定を行なっております。当院は15種類のテスト用装具を常備しており、作製装具が決定するまで使用し最適な装具が提供できるように取り組んでおります。

摂食・嚥下カンファレンス

医師を始めとする多職種で週1回、摂食・嚥下障害の患者様の訓練状況の確認、嚥下訓練方針の検討を行います。

摂食・嚥下回診

医師と共に嚥下機能の評価や訓練方針を検討します。また必要に応じて他職種も参加します。

在宅復帰に向けて

家屋調査(入院から1ヶ月後)

段差等の家屋の状況を確認させていただきます。 また、家屋状況に合わせて訓練プログラムを立案し、在宅に近い環境下での訓練を実施していきます。

退院前訪問指導(退院1ヶ月前)

患者様も同行していただき、実際にトイレや入浴等の動作を確認しながら手すりの位置や福祉用具の検討を行ないます。

退院前カンファレンス

本人様・ご家族に退院後担当となるケアマネージャーから今後のサービス方針をご説明させていただきます。当病院スタッフも参加し現在の状況報告を交えながら最適なサービスが提供できるように努めております。

退院時リハ指導

個々の患者様に合わせたホームエクササイズ指導、家族指導、生活指導を行います。

退院後訪問指導(退院から1ヶ月後)、電話相談

在宅で生活をされて困った所や疑問をお聞きし、少しでも動作が行ないやすいようにアドバイスをさせていただきます。
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