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訪問リハ道中記「室内熱中症」に注意!!

2024-07-17
カテゴリ:訪問リハ
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梅雨の合間の晴れ間といいますが、とても気温や湿度が高く、屋外活動に注意が必要です。
熱中症というと大概の方は屋外をイメージされることが多く、外出時は帽子や日傘使用、こまめな水分補給など意識して対策をされると思います。
しかし、近年「室内熱中症」が増加しており、約4割が住居敷地内や室内という結果があるそうです。
原因としては、
    室内の温度、湿度が適切でない。
    適切な水分塩分の補給が出来ていない。
対策としては、
① 室温28℃、湿度50~60%に保つ。
② こまめな水分補給を心がける。
適切な温度や湿度は体感ではわかりにくいため、訪問リハでは、各ご利用者様に、温度計、湿度計を利用されることをお勧めしています。自宅内が安全とは限りません。是非上記の点に留意頂き、これから訪れる暑い夏!を乗り切っていきましょう。
                             文責 訪問リハ 那須


訪問リハ道中記「エンディングノート」

2024-06-24
カテゴリ:訪問リハ
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 今日は最近知ったエンディングノートについてお伝えします。
現在は電動カートで買い物に行かれるくらい活動的ですが、「もうよか!早く死にたい。延命処置なんてせんでいいって、あなたには言っとくね。」とよく言われる独居のご利用者がいます。当初は気持ちを受け止めるだけで良いと思って、笑顔で聞かせてもらっていましたが、最近は任意後見人の話をされるようになりました。本気で最期のことを考えてらしゃるんだなぁと改めて認識し、同僚の訪問看護師に相談したところ、このエンディングノート(熊本市、各自治体にあります)のことを教えてもらいました。この冊子の中に、『「人生の最終段階」にうけたい医療(私の想い)』というページがあります。その中に具体的にどこまで延命処置をしてほしいのかのチェックすることで意思表示ができるようになっています。ご自宅で急変があった場合は、救急車を呼ぶことになります。ご本人の意思にそわない治療にならないように、準備をして頂くことも大事だと思います。
 希望があったのでささえりあの担当のケアマネージャーにエンディングノートをそのご利用者に渡してもらっています。また訪問介護に来てもらっている一般社団法人の事業所の方に、任意後見人の概要を聞くことができたとも伺っています。
 最期までご利用者の気持ちに寄り添えるように関係スタッフと連携していきたいと改めて思いました。      


☆理学療法科 運動器勉強会☆|リハ部

2024-07-01
カテゴリ:リハ部
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6月の運動器勉強会:「足病変に対する理学療法」
運動器勉強会を開催しました。テーマは「足病変に対する理学療法」

① 当院の足病診療マニュアル改訂版の説明(PT岩下)
② 糖尿病性神経障害の評価方法について(PT山本) 
③ ハンドヘルドダイナモメーターを使用した膝伸展筋力測定法について(PT寺川)

足病変マニュアル改訂版の説明では、疾患や治療法についての基礎知識、理学療法評価、運動療法、フットウェアについて行ない、理学療法科フットケアチームによる新たに糖尿病性足病変の理学療法評価表を説明しました。また今回は糖尿病性神経障害とハンドヘルドダイナモメーターを使用した膝伸展筋力の評価方法について説明しました。
足病変に対する理学療法は発展途上ですが、評価方法や理学療法の手段を確立していくことで、より良い理学療法の提供に繋がるのではないかと感じています。(理学療法士 岩下)


訪問リハ道中記「梅雨時期の体調管理について」

2024-06-24
カテゴリ:訪問リハ
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梅雨時期は気圧や寒暖差、湿度などの影響により自律神経のバランスが崩れて体調不調をきたしやすくなるのは良く知られていると思いますが、熱中症にも注意が必要な事はご存知でしょうか?熱中症発生ピークは7-8月ですが、実は増え始めるのは5-6月だそうです。
身体が高温多湿に順応できていないタイミングで急に気温が上がったり蒸し暑くなったりすると熱中症発生リスクが高まります。気温が高くなくても、湿度が高いと体温調節のために汗をかいてもその汗が蒸発しにくくなり、熱がこもりやすくなってしまうからだそうです。特に高齢者は、温度に対する感覚が弱っているために屋内でも熱中症にかかりやすいと言われています。実際、冷房を使用していても室温湿度が高い部屋で過ごされたり、天候の影響で急に外出頻度が減ってしまう利用者様もいます。
こんな時期だからこそ、生活リズムを整え食事睡眠が十分にとれているか、エアコンが適切に使用されているか、水分補給が十分に行われているか等の注意喚起をより一層心がけて梅雨を乗り切っていただきたいと思います。

訪問リハ 清田

訪問リハ道中記「6月なのに真夏の暑さ」

2024-06-13
カテゴリ:訪問リハ
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訪問先では、ご利用者からいろいろなニュースを教えていただきます。通勤の数十分しかテレビを見ていない私にとってはたいへんありがたいことで、気象に関する話題は定番です。
 6月上旬、熊本では今年177日目の夏日を記録し、年間の夏日の日数としては、1890年以降の観測史上最多だそうです。今年は梅雨入りが遅く、九州北部の梅雨入りは15日頃の予想とのこと。
 ある50代のご利用者は、その日の通所リハで半袖だったのは自分ともう一人だけだったと話されていました。高齢者では、温度に対する感覚が弱くなって暑いと感じにくくなったり、体内の水分量が減少していたり、のどの渇きを感じにくくなっているといわれています。だからこそ、暑さに「気づく」ために、気象庁や環境省から発表される熱中症警戒アラートや暑さ指数をテレビのニュースなどで確認して、熱中症を予防しましょう。
 6月から電気代が値上げになるのでエアコンの使用を控える方がおられそうで心配ですが、暑い時はエアコンの設定温度を1℃下げるよりも、風量を強くするほうが節電になるようです(Panasonicホームページより)


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