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ハイブリッド・リハビリテーション

当院リハビリテーション部では、患者様の状態に合わせて、当院独自の、“ハイブリッド・リハビリテーション”を提供しています。

ハイブリッド・リハビリテーションとは

最新の技術や機器を複合して利用するリハビリのことで、異なったリハビリ要素を組合わせることによる相乗効果が期待でき、更なるリハビリ成果の向上を目指します。
◆当院のハイブリッド・リハビリテーション
  • 集団起立訓練
  • 促通反復療法(川平法)
  • 装具療法(20種類の装具を配備)
  • HONDA歩行アシスト
  • 吊り下げ式免荷装置
  • トレッドミル
  • 免荷式リフトPOPO
  • 片麻痺対応エルゴメーター(セラバイタル)
  • 筋電センサーTS-MYO
  • 上肢装具アームサポートMOMO
  • ハンドエルゴメーター
  • ドライビングシミュレーター
  • ADOCで目標設定を立案
  • オージオメーター(聴覚評価・補償)
  • 機能的電気刺激装置:インテレクトアドバンス/IVES/ジェントルスティム/バイタルスティム
  • ボツリヌス毒素療法(ボトックス)
  • NST/嚥下チームによるリハ栄養管理と In Body測定

集団起立訓練

回復期リハビリテーション病棟では、1日2回、集団起立訓練を実施し、両足の筋力向上と全身の耐久性向上を図ることで、寝たきり予防と改善、日常生活動作の向上、歩行獲得、精神活性化に繋げています。
AM/11:30~11:50(120回) 
PM/15:30~15:50(120回)

促通反復療法(川平法)

川平法とは…
手技によって、誘発された動きを反復することで、麻痺の改善に必要な神経路の再建・強化を促します。

*促通反復療法に関する実証的検討が各地で進められており、有効性を示す研究結果が報告されています。

装具療法(20種類の装具を配備)

当院では脳卒中で麻痺した足の支えとなる『下肢装具』を発症早期から積極的に使用することにより機能回復促進を図り、筋力・心肺機能低下を予防して早期の日常生活動作の向上、社会復帰を図っています。

※『装具』を用いた早期歩行訓練は「脳卒中治療ガイドライン2009」でも強く勧められております(グレードA)。
※当院オリジナルの下肢装具アルゴリズムを使用して、最適な装具を選定します。

Honda歩行アシスト

Honda歩行アシストは、人の歩行研究をベースに開発されたものです。
歩行時の股関節角度の情報をもとにモーターが最適な足の振り出し支持を行います。

歩行アシストの効果
①右足と左足の対称性の改善(左右の足のリズム・歩幅を揃えていく)
②歩行スピードの向上
③歩行距離の延長

免荷式リフト POPO

免荷利点
  • 歩行介助の方でも転倒することなく、安全に歩行が可能です。
  • 足が振り出しやすくなります。
  • 骨折部位の免荷調整が可能です。
  • 歩行距離を延長します。
  • 早期離床訓練に活用できます。
  • 介助負担を軽減します。
  • 病棟での立位訓練へ活用します。

ボツリヌス療法(ボトックス)

ボツリヌス療法とは、ボツリヌス菌が作り出す天然のたんぱく質(ボツリヌストキシン)を有効成分とする薬を筋肉内に注射する治療法です。
ボツリヌス療法により、手足の筋肉を柔らかくすることで、日常生活動作やリハビリ訓練が、行いやすくなることが期待できます。

対象疾患:脳卒中などに由来する手足のつっぱり(痙縮)

機能的電気刺激装置

IVES(アイビス)
筋肉の活動を読み取り、電気刺激を出力して随意運動を解除する装置です。
バイタルスティム(低周波治療器)

栄養サポートチームと嚥下チームによる積極的な栄養管理と経口摂取の推進

各チームが連携・協業し充分な栄養状態でリハビリが積極的に行なえるようにサポートします。ADLやリハ、栄養状態に応じた「リハ栄養食事箋」を活用して、栄養改善、体力向上、サルコペニアの予防/改善を目指します。

In Body

InBody測定は、部位別の筋肉量や、体を構成する体水分、たんぱく質、ミネラル、体脂肪を分析し、栄養状態に問題がないか、体がむくんでいないかなど、人体成分を評価する検査です。

レール走行式免荷リフト

重度の脳卒中患者や脊損患者の歩行練習は、今まで困難でした。
レール走行式免荷リフト導入で早期から歩行練習が可能となり、歩行機能改善や生活機能向上、在院日数の短縮につながることが期待できます。


ドライビングシミュレーター

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