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☆作業療法科 参加活動班:作業療法ってどんなことをしているの?~シリーズ2:日課と家事動作~|リハ部

2023-09-06
カテゴリ:リハ部
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作業療法科は勉強会を5つの班で構成し(参加活動班、認知症班、精神心理班、小児班、高次脳機能班)、各班で月に1回の頻度で勉強会を開催しています。
大好評の第1回目に引き続き、第2回目の作業療法場面のキリトリは・・・日課と家事動作です。
人によって様々な日課があり、これまでのように暮らすには方法を見直したり、生活環境を整える必要があります。訓練では、自宅の写真を参考に帰る環境に合わせて、環境調整・動作方法を提案し、患者様と一緒に考えながら動作練習を繰り返し行い、不安なく生活できるよう支援しています。
今回紹介する方は、病気により両足が使い難く、装具をつけ杖を使い歩いたり立ったりされている方です。元々、1人暮らしをされており、これからも身の回りのことは自分で行っていく必要があります。また、毎朝お茶を淹れて飲むことが日課であり、今の体の状態に合わせた方法で日課であるお茶を淹れて運ぶ練習や家事動作練習を行った場面です。
※写真の掲載に関してはご本人より承諾を得ています。

●日課であるお茶を淹れて運ぶ
日課であるお茶を淹れる練習をしています。お茶を淹れたあとに、テーブルまで運ぶ練習も併せてしています。
「自宅のテーブルも位置もこのくらいだからできるな」とこれまでの生活とこれからの生活をイメージされていました。

●食器洗い
立つ時間、立ち方など提案しながら様々な動きを確認します。
「家のシンクはもう少し高いかな」「このくらいで休憩しようかな」など患者さんからの言葉も参考にして安全に無理なく続けていくことができる動作を一緒に考えています。

作業療法科 水田
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