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訪問リハ道中記「ヘルプカード」

2024-11-18
カテゴリ:訪問リハ
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今回訪問リハビリで公共交通機関利用の練習を行いました。
自宅⇔バス停まで・バス停⇔目的地まで安全な移動練習(信号機なし横断歩道の利用)
適切なバスの選択、バスカードを利用した乗車・降車、乗り過ごしなく降車できることを目的として介入しました。
対象となる方はヘルプカードを所持されていて気付いて頂ける位置に着用するよう促して練習を繰り返しました。

ヘルプカードは「外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることができる」ことを目的に導入されました。
詳細は熊本県HPに記載されていますのでご参照ください。

今回ヘルプカードを提示しながら練習を行った時の周囲の印象は「なかなか気付かれない」というのが印象です。
8回バス乗車練習を行い、初めから座れたのが3回。途中から運良く座れたのが2回。気付かれずそのまま座ることなく降車したのが2回。席を譲って頂いたのは1回でした。
気付いてもらえたのは2回あり1回は譲って頂きました。もう1回は気付いた方も席を利用していなかったという結果でした。

もっともっと周知が必要と思い、今回紹介させて頂きました。

訪問リハ  高野 公寿


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