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PT運動器勉強会開催|リハ部

2023-03-01
カテゴリ:リハ部
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2月15日(水)に、定例の運動器勉強会を開催しました。
今回のテーマは、「足関節の機能障害」についてです。
発表内容は、
    田上PT
 ・アキレス腱損傷の好発部位と解剖学的検討
 ・アキレス腱損傷に対する筋力増強運動、症例紹介
    赤崎PT
・足関節捻挫の理学療法ガイドラインについて
・足関節内反捻挫、ガイドラインに基づいた文献の紹介
    谷本PT
・慢性足関節不安定症の概要
・足関節不安定症に対する理学療法

    アキレス腱損傷の好発部位は、アキレス腱の近位内側で、回内位に強く張力がかかることで受傷する。筋力増強運動に関しては、足関節の底屈運動を中心に、理学療法診療ガイドライン、英語論文からの紹介。
    軟部組織損傷には、急性期では、即時ケアPEACE(P:保護、E:挙上、A:抗炎症剤の使用を避ける、C:圧迫、E:教育)、亜急性期では、その後の管理、LOVE(L:負荷、O:楽観視、V:血行改善、E:運動)と連続性が必要。
    慢性足関節不安定症(Chronic Ankle Instability; CAI)の発生頻度は高く、運動療法と固有感覚トレーニングが有用であるが、治療法は十分に確立されていないのが現状。

今回、アキレス腱損傷、足関節捻挫、CAIの3つの足関節機能障害に対して、わかり易く解説して頂きました。足関節は地面に一番近い荷重関節であり、運動と感覚をより協調させた運動療法が重要であると理解しました。

PT 河津


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