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ブログ

訪問リハ道中記「社会参加は発見と成長」

2024-04-16
カテゴリ:訪問リハ
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犬の散歩をするようになって5年が経ち、朝は近隣の公園に散歩に行くのが日課となりました。健康の一貫で朝の散歩をされている方が数名いるため、挨拶を交わすうちに少しずつ世間話をするようになりました。
そして先日、ふと気づいたことがあります。
病気や障害とともに生活することになった方のリハビリテーションの目的の一つに「その人らしい社会参加」を支援していく項目がありますが、私も犬の散歩を通して「社会参加」をしていると。
何年も住んでいるのに近所の方の顔を知らず、ましてや町内の事情を知る事もなかったのに、散歩という私なりの社会参加の仕方で、新しい発見をしていることに気づき、楽しさを覚えました。
そして散歩のお供にラジオを聴きますが、小説家の高橋源一郎さんのラジオ番組で「人と関わる事は、自分を成長させるもの」と話されていました。
新しい場所や人と交流することには勇気がいるものですが、「発見と成長」と思うと私は楽しみでもあります。
4月から新年度。「発見と成長」を楽しみましょう。
                  訪問リハ 蕗野                  


令和6年度入社式および新入職員オリエンテーションを行いました

2024-04-09
カテゴリ:人事課,総務課
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4月1日に入社式を行いました。
今年度は医師3名、看護部9名、リハ部8名、他8名の総勢28名が入職いたしました。
新入職員代表として放射線部 山口さんが挨拶を行い、「立派な戦力となれるよう最大限の努力をして参りますので、力強いご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。」と述べ、入社式後早速オリエンテーションを行いました。
例年4~5日行っておりましたが昨年まで感染対策にて1~2日に短縮、今年度より4日間に戻し内容も少し改良いたしました。

法人の沿革や概要といったことから医療人として必要な知識、コンプライアンスといった座学、BLSや感染対策などの実技、初日と最終日にはグループワークを行いました。
終日×4日間で頭がぱんぱんになったかと思いますが、最終日のグループワークでは「くまりはのキャッチコピーを考えよう」というお題で行いましたが皆それまで学んだ内容を十分踏まえて見事なキャッチコピーを発表しました。

オリエンの様子は次号の広報誌で詳しくご紹介いたします。

入社式にて桑原院長より、「辛いとき悩むとき、必ず同期の存在が助けになります。なにかあれば周りに助けを求めて支え合いましょう」とメッセージがありました。これから大いに助け合い、仕事を楽しんでもらいたいなあと思います。

看護の気づき発表会

2024-03-11
カテゴリ:看護部
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看護の気づき発表会を行いました。1年目修了証の授与式も併せて行いました。いよいよ、2年目に突入です。4月からは先輩としても新たなスタートです。

訪問リハ道中記「ドライブレコーダーが付きました!」

2024-02-19
カテゴリ:訪問リハ
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昨年の12月よりアルコールチェックが義務化され、私たちも毎日、訪問前と訪問後にアルコールチェッカーに呼気を吹き込み、チェックを行っています。一生懸命吹き込まないと「呼気がたりません」と表示されてしまうので、全力で毎日息を出しています。
そして1月には各車輌にドライブレコーダーが設置されました。フロントガラス中央に1台と運転者が撮れるダッシュボード位置に1台付けられてます。自分の自家用車には付けていないため、初めての体験で何故か1-2週間は緊張して乗っていました。
とても性能がよいようで、運転前に「タイヤの空気圧が不足すると2-4%燃費が悪化します。」「ゆっくりと発進することで燃費が10%改善します。」などのアドバイスをしてくれます。また「眠気を察知しました」とアラートがなることがあり、とても驚きました。「そんなに眠くないけどなぁ。目が小さいからかな?」と内心思いながらも、ありがたく指摘を受け入れています。
調べてみるとアラートには「わき見」「携帯電話」「事故多発地付近」「交通標識地点走行(ゾーン30)」「一時停止」「気象情報(警報発令地域)」「動物注意」があるそうです。

毎日の移動が快適になるように、ドライブレコーダーの助けをかりながら、丁寧で安全な運転を心がけます。


訪問リハ部 貝原


訪問リハ道中記「外を歩けば」

2024-02-02
カテゴリ:訪問リハ
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私事ですが、外出しなかったとある日曜日の歩数は1090歩。その日は、3食作って食べて、トイレに行って、掃除をして、テレビを観るなど他愛のない休日でした。掃除はしているし動いているかと思いきや、家で過ごすだけでは、適切な運動量とは言えませんね。
ご利用者に置き換えてみると、自宅中心の生活で、出かける機会は通所か通院と言われる方は多いです。
訪問リハ計画では、活動参加、生活の拡大の目標に向け、屋外活動や屋外歩行を取り入れています。実際の場所(お店、公民館、グランドゴルフ場など)までの歩行練習、玄関内外の動作練習、歩行能力・体力向上が目的ですが、ご利用者と二人きりで屋外歩行をすると、気分的に開放感がうまれ、普段聞けないお話しを聞くこともあります。家族のこと、よく行っていた場所、植物のことが詳しかったり、近所の方と立ち話をされたり、その人らしさを知るきっかけになっています。天気が良い日に外を歩くと会話が弾み良い気分です。
写真は、ご利用者との屋外歩行中の写真(私も、ご利用者も恥ずかしがりなので足下だけ)と、訪問から戻る途中の西原村の風景を撮影しました。
訪問リハ部 市瀬


☆作業療法科 参加活動班:作業療法ってどんなことをしているの?~シリーズ4:日課と楽しみ(新聞読み)|リハ部

2024-02-07
カテゴリ:リハ部
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今回の作業療法場面の紹介は「日課と楽しみ(新聞読み)」です。

作業療法は入院前の1日を詳しく知り、その人らしい生きがいや楽しみを再構築していく支援をしています。今回紹介する方は元々一人暮らしで、新聞を読むことが日課だったそうです。
「新聞を読む」という作業には、「読む」という動作だけでなく、“靴を履く” “玄関のドアを開ける” “郵便受けまで歩いていく” ”ポストを開け新聞を取る”など様々な作業が重なり合い、成り立っています。1つ1つ作業を細かく分け、分析します。また、新聞を読むために自宅生活の中で、どういった工程で、どのような環境や時間で行っているか本人に確認しトレーニングへと繋げていきます。

写真は、実際に新聞を声に出し読まれているところです。入院生活では、自宅での生活とは違い、日付や曜日の感覚が分かりにくくなりがちです。入院前からの日課を行うことで、生活リズムの改善も目的としています。新聞を読むことで、本人と地域や社会に関する話ができたり、意欲的に取り組まれる姿が見られるようになりました。
自宅退院後も同様に楽しみや日課があることでその人らしく生活できるよう支援していきたいです。
OT山内
※写真の掲載に関してはご本人より承諾を得ています。


訪問リハ道中記「新たな交流の場」

2024-02-02
カテゴリ:訪問リハ
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立春とはいえまだまだ寒い日が続いておりますが、皆さま体調はお変わりありませんか?

今回は“新たな交流の場”として今年度より訪問リハで実施していますリモート他者交流について紹介します。
私が訪問リハで担当しているA様と当院通所リハを利用されている方とでリモート他者交流を実施しました。初回は昨年4月に行い、自己紹介を中心に自由に話していただきました。A様は失語症の影響にて、伝えたいことが言葉になってスムーズに出てこない、言葉がつまるといった症状が時折みられています。発症日を伝える際も、“令和”を「平成」と言い誤りましたが、それ以外は特に言い誤りなく、相手からの質問にも的確に返答することが出来ていました。交流後は「訪問リハのスタッフや自宅に来る友達とは自分が話したいことを話すけど、想定しない質問や話に答えることが出来て良かった」と感想が聞かれました。相手から発話について褒められると笑顔もみられ、自信につながったようでした。この交流も一助となり、A様は昨年11月に当院で開催しました失語症交流会(2023年12月1日更新のリハ部ブログ参照)にも参加されました。また、今年1月には2回目のリモート他者交流をA様と同じ失語症がある方と実施し、言語の自主練習を紹介してもらうと「やってみよう。よかとを聞いた」と良い刺激になっていました。
今後は回復期病棟に入院中の患者様と交流し、A様自身の経験や退院後の在宅生活について話したり、失語症交流会の2回目を希望されるなど他者との交流により積極的になられています。これからもA様の希望や思いを大切にしながら、他者とつながる交流の場を提供していきたいと思います。

訪問リハ 佐藤 亜紀


訪問リハ道中記「〇〇祈願」

2024-01-12
カテゴリ:訪問リハ
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今年も訪問リハをよろしくお願いいたします。

みなさん、年末年始をどのように過ごされましたか?
2024年の訪問がスタートし、ご利用者からは、家族との餅つき、お孫さんとの再会や成人式など心温まるお話が聞かれました。

先日、私の住む地域で数年ぶりに「どんどや」が開催され、参加してきました。
正月飾りやお守りなどを燃やし、無病息災、五穀豊穣、商売繫盛など祈願する火祭り行事です。立ちのぼる煙をみながら、家内安全を願い、一日一日を大事に過ごしていきたいと改めて感じました。
小さい頃から「どんどや」と言っておりましたが、他にも「鬼火焼き」「とんど焼き」「どんと」「さいと焼き」など言い方は様々あるようですよ。ご存知でしたか?

今年も皆様にとってよりよい一年となりますように。

文責 訪問リハ 緒方


お正月|栄養科

2024-01-05
カテゴリ:栄養科
注目オススメ
2024年 あけましておめでとうございます
本年も栄養科ブログを宜しくお願い致します。



今年も栄養科一丸となって、御節を提供する事が出来ました。
元日の御節です。
元日御節の嚥下調整食です。


元日御節のソフト食です。
盛り付けの風景です。

患者様からもお褒めの言葉を頂き、感謝申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

☆作業療法科 小児班「姿勢について」の勉強会☆|リハ部

2023-12-27
カテゴリ:リハ部
注目オススメ
今月は小児班による「姿勢について」のテーマの勉強会を行いました。
子どもたちの中で、座って作業していると姿勢が崩れ机や椅子にもたれかかっている子を見かけるかと思います。
つい「だらしない、きちんと座りなさい」という声が聞こえてきそうですが、なぜその姿勢を取ってしまうのか、発達段階での感覚の影響が強く関わっています。
今回は感覚統合の発達に基づいた姿勢保持のメカニズムと、姿勢保持に関わる体幹トレーニングを中心としたアプローチ方法について発表しました。
良い姿勢のために日常生活で出来る事は、とにかく外で遊ぶことです。
現代の子の姿勢が悪くなったと言われるのは、ゲームやスマホ使用の影響もありますが、前提に「体力が低下し、身体を支える筋力などが低下している」ということも言われています。
走ることをはじめ、遊具を登ったり、ぶら下がったり、果ては転ぶことすら身体全体を使うという面で良いことです。
今後も姿勢保持に注目し、姿勢保持に必要な能力を考え患者さんに合わせたアプローチを提供出来たらと思います。


看護部長会で、研究発表を行いました|看護部

2023-12-25
注目オススメ
熊本県医療法人協会看護部長会で研究発表を行いました。

演題は「褥瘡予防の意識づけ」
褥瘡予防の意識づけのためリハスタッフと協同しポジショニング技術や知識の向上に取り組んだ内容について発表いたしました。
今後も多職種と連携し褥瘡予防に取り組んでまいります!

☆作業療法科 参加活動班:作業療法ってどんなことをしているの?~シリーズ3:キャッチボール~|リハ部

2023-12-19
カテゴリ:リハ部
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作業療法科は勉強会を5つの班で構成し(参加活動班、認知症班、精神心理班、小児班、高次脳機能班)、各班で月に1回の頻度で勉強会を開催しています。
参加活動班は作業療法場面の紹介をしています。今回は・・・キャッチボールです。

今回の患者様は病気により左の手足が動きにくくなり、リハビリテーションのため入院されました。身の回りのことができるだけでなく、病気になる前に趣味であった「キャッチボールをもう一度行いたい」と少しずつ練習を重ねました。
今回は、練習の集大成で主治医と患者さんで作業療法士が転倒予防の為に近くで見守りながらキャッチボールをする様子をご紹介します。

〇グローブをはめる
 屋外にある椅子に座ってマイグローブをつけています。
〇外を歩く
 一本杖を使って装具を足に装着して歩いています。


〇キャッチボールをする
野球経験のある主治医がキャッチボールの相手です。はじめはお手玉などをつかって少しずつ病棟の中で練習を行い、最終的に身体全体を使ってバランスよく投げることができるようになりました。
このようにして作業療法科では、患者さんの趣味活動の再獲得に向けてもアプローチしています。

訪問リハ道中記「今年もお世話になりました」

2023-12-13
カテゴリ:訪問リハ
注目オススメ
今年度より訪問リハ部に異動となりました理学療法士の山口と申します。
異動当初はご利用者様のご自宅への移動やリハビリ、慣れない業務など覚えることが多く、慌ただしい日々を送っておりました。異動から半年が経ち、ご利用者様の日常生活の支援に携わることができ、やりがいを感じている今日この頃です。

さて、今年も残りわずかとなりました。クリスマスにお正月、楽しみなイベントが待っていますね。
今年の干支は卯年でしたが、来年の干支は辰年ですね。ご利用者様と年齢の話題が出たときに、よく干支の話題がでます。「私は〇年生まれだから、頑固なの」「あなたは〇年生まれなら、我慢強いのね」なんて言われることもあります。干支によって昔から言い伝えられている特徴があるようです。(全てが当てはまる訳ではありませんが…)

そこで2023年、2024年の干支である「卯年・辰年」生まれの方の特徴を調べてみました。
卯年生まれの方は明るく、人付き合いが上手で愛嬌抜群の愛されキャラのようです。
一方、辰年生まれの方は斬新な発想力とそれを遂行する行動力を合わせ持っており、存在感のあるリーダータイプのようです。卯年・辰年生まれの方々はいかがだったでしょうか?
十二支それぞれの特徴を調べて、お互いの性格と照らし合わせながらクリスマスやお正月の集まりで話題にしてみるのもおもしろいかもしれませんね。

写真はご利用者様の玄関に飾ってあった、サンタクロースの置物です。季節に合わせて置物を毎月変えているそうです。サンタクロースを見るとなんだか心がワクワクするのは私だけでしょうか。

今年も残すところ1ヶ月を切りました。皆様、よいお年をお迎えください。
                         訪問リハ部  山口


訪問リハ道中記「作品でひろがるコミュニケーション」

2023-12-11
カテゴリ:訪問リハ
注目オススメ
 日ごとに寒くなり、冬らしい日も増えてきた今日この頃です。
さて、去る11月19日(日)、当院にて『くまりは健康フェスタ』が開催されました。ご来場やご協力をいただきありがとうございました。
 訪問リハでも展示コーナーを設けており、私が訪問リハで担当しているA様も作品展示にご協力をいただきました。
 失語症があり言葉を話すことが難しい中、作品の展示について、”本をめくる”ようなジェスチャーや”大きな四角”を目の前で描いて「めくってみれるように」「大きいのは額に入れたい」と要望を表現されました。一緒に考え、作品はファイルや額に入れて展示することにしました。
 当日の作品展示の写真を見せながら大好評だったことを報告すると、泣いて喜ばれ「ありがとう、ありがとう」とはっきり発話がきかれました。私もうれしくなり一緒に泣いて喜びました。
 ずっと熱心に塗り絵に取り組まれていたA様。私はA様の塗り絵作品が大好きなので、いつかどこかでお披露目できたらなぁと考えていました。くまりはフェスタで良い機会をいただき、A様に喜んでいただけたことが本当に良かったです。
 今回はフェスタに出向いてはおられませんが、それでも作品展示に向けてコミュニケーションが活発になり、いろいろな方に見てもらえたことで自己肯定感も満たされ、心が大きく動き自然な発話も・・・。作品を通していつも以上にコミュニケーションがひろがりました。

訪問リハ 作本 絵美




ゴルフコンペ!|リハ部

2023-12-06
カテゴリ:リハ部
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今年、3回目のリハ部ゴルフコンペを12月5日、14名参加で開催しました。幹事は、江藤さん、谷本さん!
スタート前は、小雨模様で、スタート時には、雨も止み、その後、曇り空で暑くもなく、快適に楽しく、ラウンドできました。表彰式では、江藤さん、谷本さんが選んだ賞品も工夫されていて、私は、ファミマソックスを頂き、大満足です。早速、本日、履いてきました。
ちなみに優勝者は、冨岡PTで次回、幹事です。


『通所リハでコミュニケーションの会を開催しました!』|リハ部

2023-12-05
カテゴリ:リハ部
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11月19日(日)に通所リハでコミュニケーションの会を開催しました。
コミュニケーションの会は言語やコミュニケーションに悩みを抱える利用者様に集まっていただき、普段の生活について報告し合う、初対面の人と話す、ご家族の相談の場を設けることを目的に行いました。
当日は10名の利用者様と4名のご家族様にご参加いただき、活動に関する報告会と座談会を実施しました!

普段の生活について4名の方にそれぞれの就労や趣味(運転、ピアノ演奏、旅行)を言語聴覚士と一緒にトークショーのように報告していただきました。
「緊張した!」と言われていましたが、それぞれの経験をたくさん笑顔で話していただき、参加されていた利用者様からも「いいね」や「楽しそう」といった声もあり、充実した発表が行われました。
その後に開催した座談会では通所リハでの過ごし方や家族との関わり方など短い時間でしたが、和気あいあいとお話しされていました。

最後には「また、来年!」や「次も誘ってください」などの嬉しいお言葉も頂戴しました。
通所リハでは今後もその人らしい楽しい生活や交流のためにコミュニケーションに関するリハビリにも力を入れていきます!




☆失語症交流会☆|リハ部

2023-12-01
カテゴリ:リハ部
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失語症交流会を開催しました。
11月11日(土)、地域交流ホールに、失語症のある方とその家族11名が集まり、失語症交流会が行われました。
言語聴覚士の篠原より、「みんなで失語症になって困っていることや、生活の中でがんばっていることをお互いに話し合いましょう」と挨拶から始まり、プログラムは自己紹介、体験談、相談会の流れで進みましました。 
氏名、出身地、趣味や生活の様子など、全員の自己紹介の後、参加者の中のお一人から、失語症になってから現在までの体験談についてお話しいただきました。職場で失語症についての理解のない対応を受け辛かったこと、ご本人自身が失語症について周りの人に理解してもらうために努力していること、また家で引きこもらないように心がけていること等、お話しいただきました。
体験談を聞いた後、参加者の方々からも、失語症で困ることや辛い気持ちに共感しながら、話しづらさを抱えても、人との交流や仕事、趣味を通して、前向きな気持ちをもって日々過ごされていることを互いに伝え合う場面もありました。
そして最後のプログラムの相談会では、コミュニケーションの工夫(スマホの活用)、元気な体づくり、車の安全運転、家族の関わり方等について、それぞれの質問にみんなで考えました。
参加者の方から、「皆様の体験談等をお聞きして、想いを共有でき、これからの励みとなりました。家の中での生活が多かったので、外へ一歩踏み出すことができました」と感想をいただきました。参加者にとっては初対面の方が多く、緊張もある中、勇気を出して足を運んでくださったこと、そして言葉がひっかかっても自分の言葉で伝えようとする姿や、参加者同士でお互いの相手の話を熱心に聞こうとする雰囲気に、私たちスタッフも元気を頂きました。参加された方々、ありがとうございました。
またこのような機会を作っていきたいと思います。
スタッフ 篠原康平、笹本陵太、佐藤亜紀、山本由佳


☆理学療法科 運動器勉強会☆|リハ部

2023-11-28
カテゴリ:リハ部
注目オススメ
11月15日(水)に運動器勉強会を開催しました。
今回のテーマは、「股関節の患者立脚型評価~変形性股関節症~」です。
内容は、股関節の患者立脚型評価であるHOOS(Hip Disability Osteoarthritis Outcome Score)とOHS(Oxford Hip Score)の説明、股関節の新たな評価表の修正と提示であり、発表は股関節班(岩坂PT、田上PT、谷本PT、本田PT、中野PT、古閑PT)でした。

HOOSはデンマークで開発された患者立脚型評価であり、変形性股関節症に特化した疾患特異的質問票となっています。2013年に日本語版が作成され、現在は14か国語に翻訳され世界的に幅広く使用されています。HOOSの信頼性や妥当性について検証されている論文も多く、今後当院でも導入していく予定です。これまで実施してきた理学療法士による客観的な評価に加え、患者立脚型評価のような主観的な評価を行っていくことで、患者様の症状や痛みなどを詳細に把握し、よりよい生活の獲得につなげていければと思っています。

PT大倉


訪問リハ道中記「○○の秋」

2023-11-07
カテゴリ:訪問リハ
注目オススメ
11月になりましたがまだ暑い日もあり、しかし大分過ごしやすくなったと感じています。皆様はいかがでしょうか?
秋と言えば、・・・〇〇の秋 とたくさんの言葉が浮かぶことと思います。

今年はコロナが5類感染症に移行し、地域でも色々なイベントが開催されています。私の住んでいる地域でも花火大会や灯篭祭り等がありました。近隣の町では県重要無形民俗文化財としての祭りも開催されていました。

地域のイベントは、外出する良い機会です。訪問リハスタッフとして、体力向上・移動手段の検討・場の情報提供など 外出の支援にも積極的に関わっていきたいと思っています。

訪問リハ 清田


訪問リハ道中記「秋の野菜」

2023-10-17
カテゴリ:訪問リハ
注目オススメ
猛暑日の多かった夏も終わり、木犀の香りがほのかに漂う季節になりました。そして食欲の秋ですね。皆様は日々の食事に気を遣われていると思いますが、旬の野菜には栄養がたっぷりと含まれているので健康と美容に効果抜群といわれています。そこで秋が旬のおすすめ野菜を紹介します。
♦ジャガイモ♦はビタミンB群、ビタミン
、カリウムが豊富で美肌効果や抗炎症作用、生活習慣病の予防効果などが期待できます。
♦里芋♦ビタミンB群、ビタミンC、カリウム,食物繊維が豊富でむくみ解消や高血圧予防に効果的です。
♦サツマイモ♦ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンE、βカロテン、カリウム、食物繊維が豊富です。
♦ごぼう♦カルシウム、カリウム、食物繊維が豊富で水分の吸収率も高く便秘解消に非常に効果的です。
♦春菊♦ビタミン類、カルシウム、カリウム、鉄、カロテンが豊富で粘膜を強くし美肌効果が期待できます。
♦にんじん♦βカロテンが豊富です。
♦椎茸♦ビタミンD、ビタミンB群が豊富です。 
以上、参考にして頂ければと思います。
また、運動することもお忘れなく。

訪問リハ:志柿
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